作家メアリー・シェリーの人生

19 12月, 2019
メアリー・シェリーは、夜には夫パーシー・シェリー、バイロン卿など友達と会い、ミステリアスな話をしたと言われます。その後、有名な本フランケンシュタインの中心となるキャラクターの夢を見ました。

歴史上もっとも偉大な最初のサイエンスフィクション小説が、メアリー・シェリーのフランケンシュタイン(現代のプロメテウス)であることはあまり知られていません。メアリー・シェリーの著書は映画、テレビ、漫画にもなりました。これが書かれたのは、女性小説家がほとんどおらず、ましてや成功者がほんのわずかであった時代です

メアリー・シェリーの人生は彼女の功績同様、興味をそそられるものです。悲惨な出来事や死を迎えるまで心に秘めた愛、大胆さや冒険で満ち溢れた人生でした。

メアリー・シェリーは歴史上の偉大な作品フランケンシュタインで有名ですが、彼女が書いた作品はこれだけではありません。小説、演劇も手掛けており、ここ数十年で専門家の注目を受けています。しかし、フランケンシュタインの偉大さのために、彼女が生きていた当時は他の作品は影に隠れていました。

メアリー・シェリー 人生

 

メアリー・シェリーの生い立ち

1797年8月30日メアリー・シェリーはイングランド、ロンドンで誕生しました。家族は非常に前向きな考えを持っていました。メアリーは、哲学者、ジャーナリスト、小説家であった父ウィリアム・ゴドウィンと仲が良く、母親メアリー・ウルストンクラフトは、哲学者で女性運動のパイオニアでした。

母親はメアリーを生んだ時に亡くなってしまいます。調べによると、感染症を患い、熱を抑えることができず亡くなったようです。メアリーを授かった時、母親は未婚でしたが、父親が家族に迎い入れました。父親にはすでに娘がおり、2人は仲良く成長しました。

メアリーが3歳の時、父親は2人の娘をもつ女性と再婚します。メアリーは新しい母親を嫌っていましたが、それを除いては幸せな幼少期そして思春期を過ごします。父親はメアリーと姉のクレアを寛大に育て、良い教育を受けさせました。

 

秘密の恋

メアリー・シェリーは17歳の時、詩人で作家、既婚者のパーシー・ビッシュ・シェリーと出会います。彼は当時22歳で、メアリーの父親の友人であったため、頻繁にメアリーの家族を訪ねていました。そして、メアリーにとって特別な場所であった母親のお墓の前で密かに会うようになります。メアリー・シェリーは墓石にある母親の名前を指でなぞることにより、字を覚えたと言います。

メアリー・シェリーは愛や結婚に関し、広い視点を持っていました。父親や一般的な社会は彼女の恋愛に反対します。それでも、メアリーの母親違いの姉クレアを連れ、2人の愛はフランス、パリへと旅します。恋愛関係は文学や新しい考えへの相互の興味に基づいたものでした。そんな中、パーシーは債権者を避けるため、居場所を転々としなければなりません。

1814年妊娠したメアリーに、この別居はストレスとなりました。この頃、パーシーは、母親違いの姉と公に仲良くしていました。1815年2月メアリーは娘を生みますが、1ケ月を迎える前になくなりました。それによりメアリーは深く落ち込みます

メアリー・シェリー 人生

 

偉大な作家

この出来事から間もなく、パーシーの妻が自殺します。これにより、メアリーとの関係に対する社会的拒絶は大きくなります。さらに、負債が重なり、引っ越すことになりました。引っ越し先のジェノバで、偉大な詩人バイロン卿と出会います。バイロン卿は、メアリーの母親違いの姉との間に息子をもうけました。この出会いに刺激されメアリーは、フランケンシュタインの構想となる夢を見て、すぐに執筆を始めました

パーシーとの間には、2人の子どもが生まれました。そしてイタリアへと移り住み、移動生活が始まります。1818年、長男が亡くなり、その1年後下の娘が亡くなりました。メアリーはうつ病を患い、病気がちになりました。1819年、2人の間に4人目の子どもが誕生し、生き残ったのはこの子だけでした。

1822年、パーシーは航海中に溺れ亡くなってしまいます。メアリーはまず彼の心臓を取り出してから、火葬しました。その後、第4子パーシー・フローレンスと共にイングランドへ戻ります。晩年、メアリーは体の複数個所が不随となり、54歳で亡くなりました。脳腫瘍だと考えられています。

メアリーの死後、彼女が住んでいた家は調査され、彼女が使っていた机もその対象でした。その引き出しの中で、彼女が書いた詩が書かれたシルクに包まれた夫の心臓と遺灰が見つかりました。また、亡くなった3人の子ども達の髪の毛も見つかっています。

Tirado, G. P. (2012). Vida artificial y literatura: mito, leyendas y ciencia en el Frankestein de Mary Shelley. Tonos digital: Revista electrónica de estudios filológicos, (23), 36.