知ったかぶりをする人と接する時の8つのポイント

知ったかぶりをする人と接する時の8つのポイント

最後の更新: 25 8月, 2018

知ったかぶりが個人、または仕事上の関係で問題になることはよくあります。何でも知っているかのように振舞うその態度が周りを苛立たせます。知識や経験はあるのかもしれませんが、だからといって好きなように振舞い、自らの理由を押し付けていいということはありません。これが周りを苛立たせる原因です。

働いていると、必ずこういう同僚や上司に会うでしょう。このような態度をとる人と働くことは、楽しめるものではなく、プロとして成長することの妨げになったり、また仕事を辞める原因にもなります。

 

知ったかぶりをする人と接する時のポイント

知ったかぶりをする人と接する時、次の方法が役に立ちます。

1-理解しようとする

その人はあなたの苛立ちの原因になっているかもしれませんが、信頼の欠落、個人的な問題が嫌な態度の元になっていることも多いのです。相手に試されているように感じても、怒らず、対立しないようにしましょう。相手の気持ちを想像してください。相手も自分の振舞いが思った結果につながらないと分かれば、態度を変えることを考えるでしょう。

会話

2-対立の選択

知ったかぶりをする人に接すると疲れるため、彼らのアドバイスを無視することが最良な場合もあります。長い口論に持ち込むのではなく、「意見ありがとう」というまでにとどめておくというのも一つの方法です。

3-態度で示す

あらゆる状況において、特に上司やリーダーは、全てを知っていることが必ずしも良いことではないということを学ぶ必要があります。「分からないけど、解決法やアイディアを探してみましょう」と言うことで、柔軟性や周りの意見にオープンだという態度を示すことができます。「分からない」と言う言葉が、オープンで、傷つきやすく、誠実であることを表し、信頼を確立することにつながります。

4-口論に備える

会議での発言、アイディアの紹介やプレゼンテーションを行うときは、自信を持ちましょう。材料を確認し、物事を検証しておくことが必要です。知識が豊富であれば、知ったかぶりをする人も抵抗しづらくなります

会議であれば、テーマに沿って、時間をかけ用意しておきましょう。知ったかぶりをする人が妨害しようとしても、データや統計を示す資料があれば心配ありません。用意が整っていると、その分、人に漬け込まれるスペースはなくなります。

妨害を回避することが数回続けば、相手もあなたへの態度を変えるでしょう。人は、結果を伴わない無意味な行動を繰り返さないものです。

5-ユーモア

知ったかぶりをする人はいつも自分を守ろうとし、時には攻撃的にもなります。相手をコーナーに追いやることは避けたいものです。皮肉を込めたコメントをすることは面白そうに感じますが、逆効果になるでしょう

それより、深呼吸し「知らなかった。なんでだろう」などと笑い飛ばしてみましょう。相手の行動が気にならなく、意味をなさなくなります。フレンドリーな表現やコメントで二人の間の緊張を緩めます。

6-詳しく聞いてみる

失礼にならないよう、知ったかぶりの人の「皮をはがす」ように、詳しく聞いてみてください。なぜそのように思うのか、何が根拠になっているのか質問しましょう。詳細を尋ねることで、考えてから話すよう、相手に教えられます

7-態度について説明する

知ったかぶりをする人は自分の態度が相手に与えている影響に気付いていない可能性もあります。そうであれば、個人間の会話の中で、上手く誘導してみてください。相手が、ネガティブに取らないよう、自分の態度について知りたいと思わせることが重要です。それに失敗すると、相手は傷つき、逆効果になります。周りとの関係を「耐えがたい」ものに変えてしまう可能性もでてきます。

知ったかぶりをする人は不安定なことも多く、自尊心が傷つきやすいことを忘れてはいけません。チームにとって重要な一員であること、さらに、皆が力を発揮することの重要性を伝えましょう。

あざ笑う

8-仕事の質が危ぶまれているのであれば、上司に相談

その人の不満を言うのではなく、仕事を上手く運ぶためにどんなことができるかを中心に、ポジティブに話しましょう。状況が悪化し耐えられないようであれば、知ったかぶりをする人の態度がチームや職場の環境へ与えている影響について上司に相談することも必要です。

以上が、知ったかぶりをする人と接する時に役立つ方法です。これは、あなたの感情知能やコミュニケーションスキルにも関わる、忍耐力を鍛える機会でもあると考えることも大切です。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。