周囲にもいい影響を与える、信頼される人になるために

· 2019年6月11日
小さな嘘が結局は信用の失墜というひどい事態につながります。そして信用がなくなると関係性も壊れます。不安と疑念に満ちた関係になってしまうのです。不確かさというのはその他のあらゆる健全な人間関係の静かなる暗殺者なのです。

信頼できる人は他人への信用を後押ししてくれます。こういった人が安全な道を作ってくれるおかげで、私たちはそこを歩いていけるのです。信頼できる人は、私たちには不確実なものと冷静に向き合うことができるのだという気持ちにさせてくれます。なぜなら過去にそうしてきたように、その人に頼ることができるとわかっているからです。

信頼できる人というのはそれを大きなジェスチャーで示しているだけではありません。彼らは小さな素振りからもそれを匂わせているのです。実は、そういった小さな身振りというのがみなさんが考える以上に意味を持っているのです。

信頼できる人は自らを正当化するために嘘をついたりはしない

信頼できる人は私たちの気分を落ち着かせ、自信を持たせてくれます。

周囲にもいい影響を与える、信頼される人になるために

知人の中で、いつもあなたとの予定をキャンセルしてしまう誰かについて考えてみてください。すでにあなたが待ち合わせ場所へ向かっている時にドタキャンする人までいますよね。彼らはまた、あなたがおそらく彼らを信用すべきでない他の兆候も示しています。友だちがこんな不確かなことをするべきではありません。約束事や計画を破った後、彼らはその理由を正当化するためのあらゆる言い訳を見つけてくるのです。

小さな嘘が結局は信用の失墜というひどい事態につながります。そして信用がなくなると関係性も壊れます。不安と疑念に満ちた関係になってしまうのです。不確かさというのはその他のあらゆる健全な人間関係の静かなる暗殺者なのです。

“その人物が信頼に値するかどうか確かめるには試しに信頼してみるのが一番だ”

アーネスト・ヘミングウェイ

周囲にもいい影響を与える、信頼される人になるために

信頼される人になりたいなら、言葉に重みを持たせましょう

何もしたくないけれど、本当のことは言わずにそれをしなくて済むように言い訳をしたときのことを考えてみてください。あるいは何かに参加していたけれど最後までやり遂げなかった時のことを思い返してみてください。おそらく恥を感じたことでしょう。後悔さえ感じたかもしれません。

しかし、なぜ後悔するのでしょうか?一度できるといってしまったことの実現が不確かになった時に、約束したことを後悔してしまうのは健全なことです。約束が実際に守れるかどうか客観的に判断せずに安請け合いしてしまうこともあります。実は、自分にとってそれが本当に重要だった時には最高の意欲を持ってその約束をしてしまうのです。

この意味では、約束を破ることがいかに私たちの人間関係を傷つけるかをわかっておかねばなりません。信用と安心感は良い関係性の土台となるものです。もし誰かが信頼できず、一緒にいて不安を感じるなら、その関係からはあまり利益を得ることはできません。自分自身でいられなくなってしまうからです。

約束したことをきちんと確認するのが良いスタートなる

もし私が意図的に約束を破れば、人々の私に対する信用に傷をつけることになります。

もちろん、時には約束を果たせないこともあるでしょう。信頼できる人であっても約束を延期してしまうことがあります。彼らは完璧というわけではないのです。時には予知できないような出来事が起こり、まずはそれに対処しなければならないということもあります。

しかし本当に正当な理由がない限りは約束を意図的に破らないようにしよう、というのがここで話していることです。

“知力よりも自信の方が会話に貢献する力が強い”

フランソワ・ド・ラ・ロシュコフー

信頼 人間関係

私たちには全ての人・事に関わらなくてもいい、という権利があります。やりたくないことや実現不可能だとわかっていることを無理にする必要はありません。これは他人に対しても自分自身に対しても誠実で正直でいてよいという権利の一部なのです。しかし、一度した約束がどれほど重みを持つのかをわかっておくことも大切です。

このように考えると、人間関係について考えやすくなり、自分の行動の理由についてもわかりやすくなるでしょう。どんなに些細に見えようとも約束には自分自身にも他人にも意義があるのだと一度理解することができれば、それに見合った重要性を付与することができるでしょう。そして、そんなに簡単に約束を反故にしないようになればいいと思います。