創造性の豊かさは生まれつき?

27 3月, 2020
創造性と聞くと、絵画や彫刻などの美術を思い浮かべるでしょう。しかし実際はそれだけではありません。私達が創造性を活かすべき場面は他にもたくさんあります。では、創造性の豊かさは、生まれつきあるものでしょうか?それとも、学習できるものなのでしょうか?

創造性と聞くと、素晴らしい「選ばれし者」が作る芸術作品を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。創造性の豊かさは生まれつきあるものなのでしょうか? それとも、学習できるものでしょうか? 自然と創造性の豊かさを発揮する人もいますが、力を最大限に活かすため、順を追って訓練を積む人もいます。この質問に答えはずばり、創造性は学習することが可能です。

「創造性」という言葉は、50年以上前にジョイ・ギルフォードにより作られました。創造性とは、何か新しく価値あることをする力だと彼は定義します。これは人のすることすべてに当てはまります。問題解決や理論立てなどに関してなど、誰もが創造性を発揮することができるのです。

創造性 生まれつき

 

創造性の豊かさは生まれつき?

創造性は多かれ少なかれ誰もが持っているということは間違いないでしょう

遺伝的要因や出発点が違っても、誰もが独自性、柔軟性、感受性を高めることができると多くの専門家は考えます。創造性豊かになる基本的スキルは誰もが持っています。創造性は経験に敏感で、直面する困難により突き動かされ強化されます。

また、子どもはみんな生まれつき創造性豊かであると主張する専門家もいます。研究により、3~6歳の子どもは常に疑問を抱き、多様な考えを持つ段階にあることが分かっています。この時期の特徴は創造性の豊かさで、適切に強化される環境であればそれを一生保つことができます。ですので、創造性の豊かさは生まれつきあるものだと考えられています。しかし残念なことに多くの人が時間とともにこのスキルを失っていくのです。

とはいえ、プロセスは複雑であっても創造性を高めることは可能です。また、学習できることは何でも教わることができます。想像力、好奇心、評価する力など創造的な姿勢を高めることが基礎になります。さらに、自信、積極性、フラストレーションのコントロール、根気も必要です。

「創造性は伝播する。受け渡そう」

-アルベルト・アインシュタイン-

 

創造性をより豊かにするために

  • 自分の興味から学び、自分の能力を考慮に入れること。
  • 先生は、刺激、診断、発見メソッドを使いましょう。
  • 稽古の間、創造性や好奇心の基本的刺激が必要です
  • 様々な材料、アイデア、方法、道具の統合された使用が促すこと。
  • 探索、調査、実験は欠かせません。まず、新たなチャレンジを求め、ニーズやリソースを発掘しましょう。
  • 価値があり、使えるものであるかを決めるため、自己評価力、自己批判力を鍛える必要があります
  • さらに、創造的なプロセスに役立つ専門的な知識の取得も欠かせません。
  • 創造性の豊かさは、モチベーションと努力で決まります。
  • 言語、問題解決、目標設定など基本的スキルの獲得も必要です
  • 自分を信じ、自分のアイデアの表現力を高めましょう。
  • さいごに、自由と構成のバランスが整った創造的プロセスを発表する機会をもうけましょう。
創造性の豊かさ

 

創造性の邪魔になるもの

一連のガイドラインに沿って創造性を学ぶこと以外にも、創造性を妨害する要素があります

人は経験から、他の行動や表現はいけないと教わったりその考えが強化されていることがあります。その場合は、結果や創造的プロセスで得られた価値を重視するようにしましょう。

また、昨今、外的モチベーションの方が喜ばれ強化されがちです。狭く安定した範囲にある「並」におさまるからです。例えば、良い成績や上からの称賛などがこれに当てはまります。しかし創造性や想像力を高め、新たな選択肢を求めるのであれば、新たな道を切り開かなければなりません。そのためには、内的モチベーションを見つけ、高めることが大事です。

さいごに、他の人と同じでいたいという人間のニーズも、人に互いを真似し同じような行動をさせます。創造性をより豊かにするためには、自律して独自の特性や姿勢を築くよう心がけましょう。

  • López Martínez, O. (2008). Enseñar creatividad. El espacio educativo. Cuadernos de la Facultad de Humanidades y Ciencias Sociales, 35, 61-75.
  • Pérez Alonso-Geta, M. (2009). Creatividad e innovación: una destreza adquirible. Teoría de la Educación, 21(1), 179-198.