ストレスによって記憶を失うことがある?

· 2018年4月17日

ストレスは現代社会における厄介な強敵です。ストレスを軽減する方法もありますが、多くのストレスを抱えてしまうと、あなたは記憶喪失で苦しんでしまうかもしれません。

あなたの記憶を奪うストレスには2つのタイプが存在し、急性ストレスと慢性ストレスと呼ばれています。あなたが記憶を失う理由はこのストレスがあなたの記憶に大きな衝撃を与えてしまうからです。この衝撃は新しい記憶を妨害して、同様に記憶の保存と回想にも影響を及ぼすのです。

一方、ヤーキーズ・ドットソンの法則では、上手く管理されたストレスには良い面もあると言われており、しっかりコントロールされたストレスは記憶力と知的能力を向上されると説明されました。

それは心理学では「逆U字論」と呼ばれており、適度なストレスを保ち環境に対応することが出来れば、能力が向上して記憶の損失が減少するという理論です。

ドッドソンのグラフ

 

「ストレスが記憶に与える影響は様々で急性と慢性のタイプによって変わる。」

しかし、この急性ストレスと慢性ストレスはどういったものなのでしょう?本当に良い効果も持っているのでしょうか?

もちろん状況やストレスの種類によって異なります。では、しっかり理解が出来るようにこのストレスのパズルを一緒に解いていきましょう。

急性ストレスと記憶喪失

急性ストレスは一時的で激しいストレスを意味します。限られた時間内で起こり、必要以上に長引くことはありませんし、仮にこれが続くとあなたは死んでしまうでしょう。

それは、例えば職場で緊急のプロジェクトが現れた時、急に仕事の量が増えるのでストレスを感じますが終えてしまえば無くなるようなストレスのことです。

このストレスの主な特徴の一つは「トンネルビジョン」です。私達の注意がある特定の刺激にだけに集中してしまい、それが不快感を高めてしまいます。広い視野で状況を見ることが出来ずその集中がストレスと変わるのです。しかし、この「ビジョン」は先ほど述べたように一時的なものです。

女性と鍵

また、「トンネルビジョン」はそれほどマイナスなことではありません。これは記憶をまとめる働きもしてくれるのです。ヤーキーズ・ドットソンの法則によると、このタイプのストレスは、緊張が過度に上昇しなければ、新しい記憶の創造を改善してくれると言われています。

学生はこの効果を上手く利用していることがあります。テストの前に内容を詰め込み、その情報を保存しているのです。

「急性ストレス、または一時的なストレスはすでに保存されている記憶だけに影響し、新しい記憶に衝撃は与えません。」

しかし、このストレスが頻繁に、そして激しく上昇してしまうと、良い影響は無くなりあなたを傷つけます。特に、新しい記憶を整えて古い記憶をまとめる際に悪い影響を与えるので気をつけてください。

最も厄介な慢性ストレス

慢性ストレスは記憶に重大な変化を与えるだけでなく、脳にも「慢性」的なダメージを与えるのです。上記で述べたケースのように、ストレスは一回きりの出来事によるものがあります。

しかし、この状態が続くとどうなるでしょう?仕事のストレスがあなたの睡眠を妨げたり、家やパーティで過ごす時間が楽しくなければ、それは慢性ストレスかもしれません。

急性ストレスによって私達が苦しむ時は一時的に強い不安状態を感じます。つまり、そのストレスの後は、多少落ち着きを取り戻しリラックス出来ます。しかし、慢性ストレスではこの落ち着きがやってこないのです。

また、頭痛などあなたの体に他の症状を与えることもあります。ストレスのレベルはそれほど激しいものではありませんが、その代りにリラックスが出来なくなってしまうのです。

花と揺れる女の子

そして、このタイプのストレスはうつ病や社会的な孤立、そして仕事を楽しめないなどの重大な結果を生み出します。慢性ストレスはこのような拷問に変わってしまうのです。

あなたがいる環境に成長を感じることが出来ず、行き場の無い感覚に襲われます。そして、同時に深刻な記憶喪失に苦しむことになるのです。

「慢性ストレスは心臓病のリスクを高めます。」

急性ストレスが活力をくれたり、能力や効率を高めるような良い影響を与えてくれるとしても、これが記憶の損失に繋がる可能性を持っていることを忘れないでください。

同様に、急性と慢性のストレスを区別する方法を知っておくのも大切です。短期的には気づくにくい慢性ストレスには細心の注意が必要なのです。

もしそのストレスが続くと憂鬱感や不快感に繋がるだけでなく、認知症を引き起こすこともあるので、ストレスによる記憶喪失はとても深刻で顕著なものなのです。

ですので、日常のストレスを最小限に抑えるよう心がけましょう。ストレスを上手く落ち着かせるだけでなく、あなたを守ってくれる方法やツールも手に入れてみてください。

ストレスの多い状況は人生の一部であることは事実です。しかし、時には息抜きをしたり、ストレスを防ぐような行動も必要なのです。