助けを求める:適切なタイミングを知るには?

14 6月, 2020
誰に、そしていつ助けを求めるべきなのかを知っておかねばなりません。自分一人で乗り越えようとして先延ばしにせず、周りの人に心を開き、サポートしてもらいましょう。

助けを求めることが、常に簡単なことというわけではありません。どのタイミングで、手を差し出してくれる人を探せば良いのでしょうか?どの時点で、これ以上自分一人では何もできないと判断すべきなのでしょう?外部からの助けが必要になるのはいつで、誰かに助けを求めに行くべきだということを示唆してくれる客観的なデータはあるのでしょうか?そして、どのタイミングが助けを求めるのに最適なのでしょう?

全員にとって助けを求めるべき正確な瞬間というのを明示するのは不可能です。誰もがそれぞれ異なる限界点を持っていますし、能力も人によって違います。それでは、どうすればこのタイミングを悟ることができるのでしょう?どんな人でも、自分の人生に変化が起こっている時にはそれに気づくべきです。そして、かつては楽しんで行なっていた活動のうち、どんな活動が今は恐怖や悲しみ、あるいは熱意の喪失によってできなくなっているのかもわかっておかなければなりません。

どの時点で助けを求めるのかについては、一人一人が頭の中で決めておき、それを心得ておくべきです。それをわかっておけば、自身のプライドは押さえ込んで誰かに助けを求めることができます。そのタイミングを先延ばしにし続けていると、私たちはどんどんやる気を失っていくことになるでしょう。なぜなら、自分の人生がどこに向かっているのかわからなくなり、マンネリ状態で停止してしまうためです。このため、時には適切なタイミングで助けを求めることが勝利のカギとなります。

多くの場合、助けを求めることは希望を見つけるための新たな機会となり、それまでは解決が不可能だと思い込んでいたシチュエーションから私たちを助け出してくれます。しかし、誰に、そしていつ助けを求めるべきなのかを知っておかねばなりません。自分一人で乗り越えようとして先延ばしにせず、周りの人に心を開き、サポートしてもらいましょう。

助けを求める 適切なタイミング

助けを求めるのは勇敢なこと

私たちはよく、自らの感情を隠し、泣くことは弱さを見せることだと信じ込み、自分の強さを過信してしまいます。そして誰も自分をわかってくれる人などいないのだ、と考えます。これら全てが、私たちを息苦しくさせている思い込みや感情なのです。一人で何もかもを行えるわけではありませんし、それを期待すべきでもありません。そして自らの感情を見せることが、その人の勇敢さを否定するわけではないですし、専門家に相談することが敗北あるいは弱さのサインというわけでもないのです。実は正反対で、助けを求められるということは勇気や知性、そして自信の現れなのです。

私たちは、努力と知的な意思決定によって勝利をつかむことができます。また、賢くなるということは、他人が自分に提供してくれる可能性のあるリソースを活用するという意味でもあります。このような人々こそ、私たちが道に迷った時に適切な道を見つける手助けをしてくれる人かもしれません。助けを求めることは勇敢なことです。なぜなら、これは決してあきらめずに欲しいものを手に入れるという希望を持ち続けることであるのに加え、自らのニーズを認識することでもあるからです。

物事が自分の手には負えなくなってきたと感じたり、今の自分はもう昔の自分とは異なり、不幸なのだと悟ってしまったことはありますか?自分一人であまりにも頑張り過ぎてしまったと感じる瞬間はありましたか?あるいは、もう小さなことから喜びを見出せなくなったり、昔は面白いと思っていたものが今では楽しくなくなったり、その代わりは見つからないと感じたことはありませんか?そのような瞬間が訪れた時こそ、助けを求めるべきタイミングです。

助けを求める 適切なタイミング

助けを求めることを学ぶ

おそらく、一番難しいのが最初の一歩を踏み出すことでしょう。なぜでしょうか?それは、まずは自分自身のことについて話し、心を開いて誰かに自分の気持ちを伝えなければならないからです。自己を表現し、自分の生活に何が不足しているのかを断固として見つけ出さねばなりません。

では、どうすれば助けを求める方法を身に付けることができるのでしょうか?最初のステップは、信頼できる相手を見つけることです。自分の周りにいる人の中から助けてくれる人を見つけても、事態が好転しなかった経験がある方もいるでしょう。あるいは、そういった人々からのサポートが十分なものではない場合もあります。もしそうであれば、専門家に助けを求めるべき時です。

選択肢はたくさんあるので、自分自身が必要なことに関して正確に助けてくれる専門家を見つけ出すのはおそらく難しいことではないはずです。もし喉が痛ければ医者に行き、首を動かすことができなくなったら理学療法士を探すことになりますよね。また、視界に異変があれば眼医者を訪ね、虫歯になったら歯医者に行くべきだということは誰もが知っています。しかしそれでも、心が痛む時に心理療法士の元を訪れようと考える人は少ないでしょう。

しかし、心理療法士もこういった専門家の一員なのです。彼らがただ頭のおかしくなった人々だけを相手にしているという考え方は非常に時代遅れであり、せっかく彼らから受けられるはずのサポートを無駄にしてしまいます。心理療法士に協力してもらうことで、困難に立ち向かうための力を増強することができるのです。人生における何らかの問題に対処しようと決意したならば、心理療法士は物事をはっきりと見られるようになるための手助けをしてくれるでしょう。そして、私たちの生活を時折息苦しいものにしている孤独感を紛らわせる手伝いもしてくれます。また、モチベーションが低下している場合にはこれを向上させることにも協力してくれるのです。そうであれば、助けを求めずにいる理由などありません。たとえその必要性が出てくる前であっても彼らの存在は役立つでしょう。それこそが最善の決断なのです。