アパシー:無気力な生活

09 2月, 2020
欲望のない生活は、悲しみ、無関心、そして消極性として現れます。多くの人が、他人とコミュニケーションすることなく、助けを求めることなくこの状態で過ごしています。
 

欲望なしに生きることは、無気力の反映です。現在何が起こっているのか、今後何が起こるのかについての関心ややる気が欠如しています。この状態で毎日生きていく事は試練を伴います。このような人にとって急斜面を登ることは、無気力の重さのために非常に辛いタスクとなります。

アパシーは普通なら感情が動かされる刺激対象に対して関心がわかない状態のことを言い、興味や意欲の障害であると考えられています。

うつ病の人が毎朝起きるのは非常に難しいことを心に留めておいてください。これは、特定のタスクに時間を費やさなければならない一方で、それを実行する力が不足しているためです。ある意味、のしかかる重荷のために正常な時よりも努力をする必要があります。朝食、着替え、シャワーなどの簡単なことを行うのも簡単でありません。無気力によって、物事を率先して行うことが難しくなります。

アパシー 無気力な生活

沈黙の中で欲望なしに生きる

無気力であることは見過ごされる場合があります。これは、影響を受けた人がモチベーションの欠如を無意識に過補償するためです。彼らはそれを努力に置き換えます。したがって、その痛みに気づかない場合があります。一見元気そうに見えるのに無気力な場合、私たちはどうやってその症状に気づくことができるでしょうか?

私たち人間は、他人の感情を重要視しないことがよくあります。苦しんでいるように見えない時は特にそうです。職場、家庭、地域社会で活動している際、彼らは笑顔で冗談さえ言うかもしれません。しかし、実際は欲望なく無気力にただ淡々と過ごしているのです。

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サポート

症状に苦しんでいる人が周りにいたら、あなたは親身になってアドバイスするかもしれません。「大丈夫だから」、「きっとまくいく」、「皆誰でも問題を抱えているよ」、「元気だして」、「あんまり深刻に考えないで」などと言って慰めようとするかもしれません。もちろん、あなたは助けたいと思って、これらの言葉をかけますが、この種のアドバイスは、無気力に生活している人にとっては無意味です。気分が良くなるどころか、実際はまったく逆です。落ち込んでいる人は、理解してもらえないと考え、あなたとのコミュニケーションを断ち切るかもしれません。

無気力な人が近くにいたらどうすればよいでしょうか?その人は親身になって話を聞いてもらったり、あなたからの支えを必要としているかもしれません。彼らを理解しようとしていること、そして頼ることができるのだと知る必要があります。欲望なしに生きていることを他人に示し、どれだけ苦しんでいるのかを伝えることで安らぎを得られる場合もあります。

 
アパシー 無気力

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無気力を超えて

研究によると、無気力の状態で欲望なしに生きることは生理学的な原因があるかもしれません。科学者はこれらを特定の脳回路と関連付けています。研究によって、特定の状況において特定の異常を示すことがわかっています。無気力には、他の外部要因があるかもしれないと考えられています。

例えば、基礎的な心理状態、うつ病または気分変調が原因かもしれません。それを克服するための最初のステップは、医学的問題または心理的問題を除外することです。

サポートを求める事は大切です。たとえば、家族や、友達、または専門家からの支えです。痛みは耐えられないことがあり、自分一人では対処できない場合があるためです。永遠に続くかのように思われる無気力な生活から脱出するには周りのサポートが必要不可欠なのです。

 
  • Marin, R. S. (1991). Apatía: un síndrome neuropsiquiátrico. J Neuropsychiatry Clin Neurosci 3, 243- 254.
  • Toates, F. (1986). Sistemas motivacionales. Cambridge. Cambridge Univ. Press.