運動をすることで得られる心理的な効果

2018年5月4日

体を動かすことは私達を健康に保ち、様々な病気を予防してくれます。また、定期的なエクササイズは心をクリアにする素晴らしい方法で、より良い意志決定や気分の向上にも繋がるのです。

今まで多くの人が心と体は別々のもので相互関係はあまり存在しないと思われていました。しかし、心と体はお互いを磨き合い、共に作用しているのです。実際に、心と体が一緒に機能することは私達の健康の基礎でもあります。

年齢や健康状態に関わらず、運動は学習と感情にとても良い影響を与えると研究者は発表しました。様々な精神的病気もスポーツやエクササイズで管理出来たり、治療することが出来るのです。今回は運動がもたらしてくれる効果について掘り下げていきましょう。

「行動は人間の体、心、そして精神状態に変化をもたらしてくれる薬なのです。」
-キャロル・ウェルチ-

1.運動は自尊心を高めてくれる

運動が自尊心のような内面的部分に影響を与えるのは本当なのでしょうか?体を大切にしたり、限界を超えるような運動は私達をポジティブにする効果があるのです。

ジョギングの準備をする女性

運動をした後は、目標を達成した時と同じような感覚が得られます。つまり、それは自分自身への評価が上がるのです。さらに、運動は短期間で私達の見た目も良くしてくれます。肌はリフレッシュされ、体も締まり、より魅力的に見えるのです。

2.幸福を与えるホルモンを活性化する

運動が脳に与える影響の中に、エンドルフィンの生産を活性化するというものがあります。エンドルフィンは神経伝達物質として作用し、物理的な痛み(鎮痛剤のように)を軽減して、幸福感を生み出してくれるのです。

その為、うつ病で苦しんでいる人や、単純に落ち込んでいる人には運動をするよう心がけましょう。実際に、15分から20分程の運動は悲しさを和らげてくれます。

3.ストレスや不安を抑える

運動はストレスに影響を与えている筋肉の緊張を軽減する素晴らしい方法です。また、私達を落ち着けて不安も抑えてくれるのです。その一方、エクササイズやスポーツは私達の感情的な緊張を上手く解消する働きもあります。

腕立て伏せ

また、運動は「ストレスホルモン」として知られているコルチゾールの再吸収プロセスを助けてくれます。恐怖や不安、怒りなどを感じた時、体内には大量のコルチゾールが発生されます。しかし、運動をするとそのホルモンを処理してストレスを下げてくれるのです。

4.認知機能の低下を防ぐ

運動は気分だけに作用するだけでなく、私達の認知機能にも影響を与えてくれます。定期的に運動をすると、様々な化学物質が脳で分泌されます。そして、その物質が海馬にある特定のニューロンの劣化を防いでくれるのです。

これは、運動が高齢になっても脳が上手く働くように助けてくれるのです。座りっぱなしであまり動かない人は、歳を重ねるとアルツハイマーなどの病気を患いやすいのです。

5.依存をコントロールする

研究によると、運動は禁煙したい人にとって素晴らしいモチベーションになることが明らかになりました。そして、肺機能の回復に役立つだけでなく、禁断症状も軽減してくれるのです。

空に顔を向ける女性

今回紹介したものは数ある心理的効果の中の一部です。そして、運動から効果を得る為にはプロのように努力する必要もありません。まずは、毎日15分、20分の運動や、1週間に3日間30分ずつ行うのでも構いません。軽い運動でも、その効果は目に見えるように感じることが出来るでしょう。