反事実的思考とは?

10 3月, 2020
私たち、何か決断を下すために、ドアを閉じ別のドアを開けています。前進し続けるためには、学び続けなければなりません。さもないと、変わることのない面白みのない毎日に不満を感じるようになるでしょう。

あの時、留学していたらどうなっていただろう?パートナーと別れなかったなら今頃どんな人生だっただろう?あの会社に就職していたら、今頃違う未来があったかもしれない…。人間が最も時間を費やす精神的タスクに、選ばなかった未来を予想するということが挙げられます。人は反事実的思考を通して、さまざまな決定を下した場合に現実がどのようになっていたかを想像するのです。

メリットもありますが、それを探求することに夢中になると、マイナスの結果を招く可能性があります。欲求不満、心の痛み、不安は、気をつけないと生活の一部となり心の中に蓄積される恐れがあります。私たちは現実を受け入れ、現在に生きることを学ぶ必要があります。

反事実的思考

反事実的思考とは?

私たちは人生を通して常に選択をしてきています。日々の小さな選択もあれば、人生を左右する非常に重要な選択もあります。決定を下すたびに、いくつかのドアを閉じる代わりに別のドアを開きます。しかし、あの時点で他の選択をしていればどうなったであろうかという考えを持つ事は誰にでも起こりうることです。これがまさに反事実的思考です。つまり異なる決定から生じたかもしれない現実を想像することです。

これにより、過去を掘り下げ、さまざまなシナリオを自分自身で作ります。そしてこれらのシナリオを現在の状況と比較するでしょう。将来の状況に適用することもあるかもしれません。例えば、「この仕事を辞めてもこれ以上良いものは見つからないだろう。失業することさえあるかもしれない」と考えます。

可能性は無限大なはずなのですが、この思考プロセスの根底にあるのは、あなたの小さな決断が人生を形作ったという信念です。現在の状況は過去の行動の結果であるため、この主張も部分的には真実だと言えるでしょう。さらに、現在の決定が実際に将来に影響を与えます。しかし、ひとつだけの決定が人生を左右する事はありません。人生の流れを変えるチャンスはいつでもあるはずだからです。

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反事実的思考の利点

反事実的思考は、適度に使用すれば利点もあります。まず、過去の過ちから学ぶことができます。したがって、より良い意思決定を計画する能力が向上します。以前に体験したジレンマに再び直面した場合、過去の経験を生かし、予測することができます。このように、経験はより良い意思決定の出発点となります。

例えば、十分な勉強ができなかったために過去に試験に失敗したとします。きっと、あなたは次のように考えたはずです。「もっと勉強していれば、テストに合格したのに」。この考え方により、将来同様の状況下で異なる行動をとることになるかもしれません。

また、あなたが下した決断が正しかったと感じるのを助けることもあります。例えば、「この街に引っ越していなければ、今の親友に会うことはなかっただろう」ということや、否定的な状況から落ち着きを取り戻すのに役立つ場合もあります。例えば「シートベルトを着用していなかったら、さらにひどい事故だっただろう」という考えです。

反事実的思考

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現在に焦点を当てる

しかし、反事実的思考を常に使用していると悪影響も出てきます。過去の決断に否定的な感情を感じ始めるかもしれません。罪悪感、後悔、欲求不満が出てくるでしょう。例えば「もっと気をつけていれば今でもあの友人と仲良くできていたのに」。または「急いで結婚していなければ、もっと人生を楽しむことができたのに」などといった考えが挙げられます。

反事実的思考は未来のロードマップとして役立つことは事実ですが、過去の支えになることはありません。特定の状況で正しく行動しなかったと感じた場合は、間違いを修正してください。将来のた​​めの学習体験と考えましょう。理想の未来を構築するための出発点と捉えてください。感情的な負担とみなしてはいけません。

同様に、常に未来を考えることは不安を引き起こす可能性があります。ストレスや優柔不断をもたらす場合もあります。未来を予測することは誰にもできないのです。

過去はもはや存在せず、未来は未知です。あなたができることは、現在を受け入れその教訓を学び、最善を尽くすことに集中することです。そうすることで初めて、あなたの望む未来を築くことができます。間違いは人生の一部であることを忘れないでください。自分の道を築くことを忘れないでください。そして、常に新しいチャンスがあることを覚えておきましょう。

  • Segura-Vera, S. (1999). Razonamiento contrafáctico: la posición seriel y el número de antecedentes en los pensamientos sobre lo que podría haber sido.
  • Martínez Betancourt, P. A. (2011). Influencia de los objetos de autorregulación y el pensamiento contrafáctico sobre los efectos persuasivos de un mensaje publicitario (Bachelor’s thesis, Bogotá-Uniandes).