磁石のような精神:学び感情的につながり合おうとする人

· 2018年7月9日

磁石のような精神は、知識に惹かれ、物事を経験して、感じて、人々と深く感情的につながり合うことを求める精神です。特に、このような人は人生に意味を見つけようとします。しかし、大きな意味を見つけられない場合は、鬱になりかなり失望します。

もしかして、この「磁石のような精神」というものを聞いたことがないかもしれません。ちょっと変に思うかもしれません。人間はパーソナリティータイプ、ふるまい、人生一般にラベルを付けてしまいがちです。ここでご紹介しているのは、思っているほど新しいものではありません。2000年代に心理学者のメアリー・エレーヌ・ヤコブセンの『才能ある大人:日常の天才を開放するための革命的ガイド(原題:The Gifted Adult: A Revolutionary Guide For Liberating Everyday Genius)』という本で初めて使われた用語です。

「知識を得ると、物事をもっと理解できるようになるよりも、より謎になる。」
-アルベルト・シュヴァイツァー-

ヤコブセン氏と他の心理学者が患者に見たのは、とても特定のパーソナリティータイプです。最近まで誰もそのタイプに名前を付けていませんでした。輝き、知識だけでなく驚くほどの繊細さと人生への情熱や高い理想(時に高すぎる理想)で目をくらますような人です。

自分の能力に合ったやりがいのある仕事を作り上げます。強い感情を体験し、一緒に意味のある人生を作り出せるような人間関係を望みます。知的・感情レベルでつながることができる友人を求めます。

このような人は、中立地点というものが見えません。すべてが全力でなければいけません。すべてが何かを作り出すために目を見開くような魔法の感情を起こしてくれるべきだと思います。

お分かりいただけるかもしれませんが、このようなパーソナリティーはそれ自体で矛盾しています。磁石のような精神と高い期待は、常に厳しい現実と相反します。男性後ろ向き

磁石のような精神の特徴

磁石のような精神を持つ人のことをIQが高い人だと勘違いしている人がたくさんいます。しかし、現実はそうとは限りません。彼らは物事を達成するための素晴らしい能力を持っています。好奇心旺盛で、知識と経験を積むことを望み、そして何よりそのプロセスから感情的な喜びを得ます。

それでは他の特徴を見ていきましょう。

磁石のような精神は素早く機能する

磁石のような精神は、「木の枝」のような思考回路を持っています。一つのコンセプトから別のアイディアへ移動し、また別のものに移動します。一度にいろんなものに興味をひかれ、興味からいろんなものに突っ込みます。知り、発見したいという落ち着きのないニーズを持っています。

脳内の動きがとても早く、刺激を意識しています。一度にシグナル全部を追い求めることができずに、苛立つこともあります。

痛いほどの共感

彼らの特徴のひとつは、人とつながることができる能力です。その名前にあるように、「磁石」のようなのです。他の人のニーズを理解し、感情を読み、他の人の興味を感じることができます。そういったとき、相手も同じような感情レベルで反応してほしいと願います。

しかし、いつもそういう風にはいきません。そして深く失望します。非難、うそ、感情的な冷たさは、壊滅的で痛みを伴う程です。

いつも同じ非難が聞こえる磁石のような精神

磁石のような精神は、次のようなことをよく耳にします。「熱心すぎる。」「繊細過ぎる。」「ドラマチックすぎる。」「早く動きすぎる。」お分かりいただけるように、「やりすぎ」というのがよく見られます。

ハート

本人は「十分すぎることはない」と感じる

磁石のような精神の永遠の矛盾がここにあります。彼らの脳内では、他人が自分のことを(特に感情的に)極端だと思っていても、自分自身は常に何かが欠けているように感じます。ギャップを感じ取って、もっと頑張らないといけないと感じます。やるべきことがたくさんあると感じます。

永遠に満たされることがありません。なぜでしょう?なぜなら意味のある対人関係を見つけることができないからです。人生が何の意味もなく進み続けてしまうのです。あるいは、もっと努力して十分に学んでおかなかったから意味が見いだせないのかも…と考えだしたりします。

繊細な心を持った思想家

磁石のような精神の人がのぞむものがあるとすれば、それは精神的・感情的に挑戦してくるようなライフパートナーです。これは彼らにとって最大のゴールのひとつです。そして最もいらだちを覚える原因にもなります。

だから、とても厳しい不安にあふれたときを過ごすのはよくあることです。鬱になるかもしれません。彼らはとっても繊細なのです。孤独の日々で多くの人は自分の思考にさらに深くはまり、本や授業を取って落胆の感情を忘れようとします。知識を集め続けるのです。

本

結論付けると、磁石のような精神が最も必要とするのは、満たされて受け入れられていると感じることです。高い感情的周波数で終わりのない知識への欲求と共に生き人生の意味を探し続けていると、それは簡単ではありません。

磁石の「北」を見つけるのが簡単ではないのはわかります。だから、地面に足をつけてバランスを取ることを学ばなくてはいけません。人生は自分がのぞむような意味がいつもあるわけではないということを理解する必要があります。最後に、多くの場合、答えはどこか誰か別の人の中にあるということです。彼らは自分にこもりすぎてしまっています。