子どもに責任のあるテクノロジーの使い方を教える方法

2019年2月28日

私たちが子どものころ、今あるようなテクノロジーは存在しませんでした。少なくとも、現代のような機能はなかったはずです。外に出て遊びたくてしょうがなかったのではないでしょうか。放課後は、友達と会って、公園に行って、走り回って…コマ、ビー玉、ボールがあれば幸せでした。

しかし、現在では状況が変わってきています。スクリーンから子どもたちが目を離すことがないという状態がよく見られるようになりました。学校が終わったらすぐテレビを見だして、親のタブレットやスマホで遊びます。子どもがテクノロジーに釘付けにならないために、親は何をしたら良いでしょうか?

「私たちは完全に科学とテクノロジーに依存した社会に生きています。しかし、巧妙に調整されているがために、誰もその科学とテクノロジーを理解していません。これでは大災害が目に見えています。」
-カール・セーガン-

常に画面にくぎ付けになる危険

子どもに何かさせるのに苦戦するとき(食事など)、親はネットやテレビに頼ってしまいますアニメを見させて、泣いたり怒ったりしないようにします。そうすると子供は静かになります。こういった方法で目標を達成できているなら、何が問題なのか?という人もいるかもしれません。問題は、やりすぎと依存にあります

このようなケースでは、アニメがついていないと、食べさせようとするたびに子供が癇癪を起すかもしれません。アニメがついていないからと、食べることすら拒否するかもしれません。解決策が元の問題よりも悪いものになってしまったら、何の意味があるのでしょう?ここに問題のかなめが眠っています。

「薬が病気より悪影響なことがある。」
-スペインのことわざ-

 

パソコン

不適切なテクノロジーの使用によって、子どもが何時間も画面にくぎ付けになります。友達と遊んだり、家族と会話したり、休んだり、勉強したりといった他の活動の時間が減っていきます。それゆえに、人間関係の質と量がかなり減少するかもしれません。孤立していって、社会的支援を失っていきます。

成績にも同じことが起こります。宿題にかけられた時間の少なさが明らかな影響を与えます。最終的には、癇癪に見られるように、子どものふるまいが破壊的になり、問題を生むようになります。行動障害を発症するようにもなるかもしれません

「テクノロジーはただのツールです。人生を改善するために人はツールを使います。」
-トム・クランシー-

変化の鍵は親

上記に紹介した問題すべてを避けることは、親の手にかかっています。自宅で、新しい技術の責任のある使い方を促進していきましょう。適切な措置を施せば、新しい技術は悪いわけではありません。こうすることで、子どもはバランスの取れた健全な形でテクノロジーを利用できるようになります。

情報、学び、娯楽の源として子どもにテクノロジーを使わるためには、まず子どもたちが楽しむものを知らなくてはいけません。ネットサーフィンやテレビゲームを一緒にすることで、子どもとつながりを持つのに役立ちます。親と子どもがお互いを知って、より良くコミュニケーションが取れます。そうすることで、まず子どもたちがどんなものが好きで嫌いかが分かるのです。

同じように、自由時間にできるほかの活動を提案することもできます。例えば、子どもが好きなものに関して本を読んでみることを提案してはどうでしょうか。これは、ただ読書を押し付けるよりも効果があります。楽しみを得るための別の方法を見つけるやる気を出させるのによい方法です。同じことが、スポーツや子どもが好きな他のことにも言えます。

新しい技術におけるルール

これだけでなく、子どもがテクノロジーに費やす時間もコントロールしなくてはいけません。ガイドラインとして、テレビは1日1時間までに制限することが推奨されています。テレビゲームは、週3~4時間程度です。親はこれらのアクティビティのスケジュールを設定しなくてはいけません。いつが遊んでも良い時間で、いつがいけないのかを子どもに伝えましょう。

 

ゲーム

テレビ、ゲーム機、パソコンの場所に関して言えば、誰にでも使えるような場所にあることが理想です。子供部屋に置くのではありません。こうすることで、ネットでどんなサイトを見ているのか、テレビでどんな番組を見ているのか親にもわかるようになります。

年齢に適切なものであることを確認しましょう。さらに、家族から孤立したり、睡眠不足になったりすることを避けさせてください

最後に、子どもをしつける方法は色々あることを覚えておきましょう。褒める教育と罰には色んなものが伴います。こういった意味で、褒める教育と罰目的にテクノロジーを利用することはやめましょう。そうしてしまうと、子どもの生活でテクノロジーに重要な役割を与えていることになり、これらを使えないときに子どもたちが不安を感じるようになってしまいます。

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