子どもの頃学習した愛着パターンを変えることはできる?

2019年2月4日

愛着とは、身体的に一緒に時間を過ごしたいと感させてくれる、二人の間のつながりだと定義するかもしれません。人は、この繋がりを、人生の最初の数か月に最初にお世話をしてくれる人と作り始めます。この精神的な関係(愛着パターン)が、後の人間関係に反映します。

精神分析学者ジョン・ボウルビィは、愛着の研究に人生を捧げました。生まれた後すぐに、このプロセスが始まると彼は考えます。しかし、赤ちゃんとお世話をする人の初めての繋がりが形成されるのは、赤ちゃんが約8か月になってからです。

後に、心理学者メアリー・エインスワースが、愛着を3つに分類しています:

  • 安定した愛着:子どもが安心できる関係です。泣けば、親が反応するとわかっています。戻ることができる安全な場所があると分かっており、周りを探索することができます。不安を感じた時は、お世話の主要者を探します。
  • 不安定で回避的な愛着:赤ちゃんが、周りに反応してもらうための力が限られていると認識する状態です。そのため、自分をあまり表現しません。
  • 不安定で相反的/抵抗型の愛着:赤ちゃんが泣いたとき、誰かが来てくれることもあれば、誰も来ないこともあります。誰が主な保護者かはっきりしません。分かる時と分からない時があります。これにより、世の中と向き合わなければならない時、不安を感じます。自分が人に影響を与えられることは分かっていますが、その影響は予測できないものであると「理解」しています。

「満足や喜びを与えてくれる保護者との間に、温もりや愛着、継続的な関係を経験することが、赤ちゃんや幼児の心の健康には必要不可欠であると考えられます。」

-ジョン・ボウルビィ-

愛着は、自分の周りの最初の認識を与えてくれるもので、私たちの内に深く根付きます。後に、他のパターンを学ばない限り、基本的には、これが愛する人とつながる方法になります。

 

愛着パターンを変えることはできるのか?

前述したように、一度、繋がりができると、何か他の方法を学ばない限り、その愛着パターンを再生しようとします。この理論は強力なものですが、永遠に繰り返される運命というわけではありません。また、他の方法を学べなくなるという意味でもありません。

最初の愛着は、安心できる繋がりを作り、赤ちゃんの身体的、社会的、精神的健康を育くんでくれるため、非常に重要なものです。しかし、赤ちゃんが適切な愛着を形成できない場合もあります。その場合、将来、仲間や始めてのパートナーとそれを築く必要があります。そうすることで、人間関係や繋がりに関するイメージが新しい意味をもち始めます。

愛着パターンを変えることは可能です。そのためには、人との関係、繋がり、信頼が、今までの予想とは異なることを示してくれる、新たな関係を見出す必要があります。

 

人生における愛着の重要性

人間関係を強化し、安全だと感じられる愛着パターンを内在化することにより、人との関係で安心することができます。信頼でき、オープンになれる近しい人をみつけることができるでしょう。その人たちは、より良いコミュニケーションをとり、より深いレベルできっとあなたを助けてくれます。

初めから健康的な愛着を形成することの方が簡単です。最初の愛着がポジティブなものであれば、後にそれをネガティブに変えることは難しいでしょう。実際、人のパターンを変えようと思うと、忍耐強くいる必要があります。自分のパターンを変えたければ、必要なツールを得るための材料と時間を大切にしましょう。

一度愛着パターンが形成されると、それは、自己実現的な予言になります。つまり、あなたが不安な世の中を生きていると感じているのであれば、いつもその想定を裏付けるフィルターにかけるようになります。自分が信じていることを再確認するための証拠を必要としてはいけません。さらに、あなたが人を信用していなければ、相手もあなたを信用することが難しくなります。また、悪意のある人にとって、あなたは簡単な標的になりえます。

愛着パターンを変えるカップル

両親または最初にお世話をする人が、最初の繋がりの責任者です。できる限り安定した愛着モデルに従いましょう。後に、私達はすべての人間関係の責任者になります。よく分析し、必要な変化を与えなければいけません。初めは不可能に見えるかもしれませんが、変化することは可能なのです。