今後5年間で需要の増す7つの職業とは?

24 9月, 2020
今後数年間で需要がとてつもなく増していく仕事のなかには、テクノロジーの進歩を活用したものに加えて、テクノロジーが生み出した問題の解決に繋がるような仕事も含まれます。

世界は目の回るような速さで変化を続けています。今日は手元にないと生きていけなかったような物事が、数週間後には忘れ去られてしまうのです。このことはファッションや生活の中のもっと些細な側面には当てはまらない一方で、仕事などのより深刻な問題には変化の影響が直撃します。そのため、私たちは未来を見据えなければなりません。これを踏まえた上で、今後5年間で需要が増すであろう職種をいくつかチェックしてみると良いでしょう。

手作業を伴う、技術の要らない役割や仕事の多くは、短中期的に、そして長期的に消滅していく可能性が高いです。つまり、その仕事が自動化可能なものであれば、人間は機械に置き換えられてしまうだろうということです。

今後数年間で需要が極端に増す職業の多くが、テクノロジーと密接に関連しています。しかし中には古くから存在するような職種もあり、新時代のライフスタイルや優先事項への要求を満たすためにその重要性が高まっています。では、これらの仕事について詳しく見ていきましょう。

“キャリアは公衆の面前で生まれ、才能は私生活の中から生まれる”

-マリリン・モンロー-

今後5年間 需要の増す職業

1. 将来需要の増す仕事 − アプリ開発者

人間生活のあらゆる側面が、何らかの形でゆっくりとデジタル化に向かって進んでいます。その結果、私たちが使うアプリをより安全でユーザーに優しく、そして多様なデバイスと互換性のあるものにしていくことがますます求められるようになっているのです。

アプリ開発者たちが今後数年間でやらねばならない仕事は大量にありますし、急速に変化していく環境に素早く適応する術を学ぶ必要もあります。その役目は、ソフトウェアエンジニア、コンピューター工学やシステム工学を勉強した人々、あるいはアプリ開発を学んだ人々によって担われます。

2. ドローンのパイロット

今後数年間で需要が高まるもう一つの仕事が、ドローンのパイロットです。まもなく全ての郵便・宅配便配達がドローンによって行われるようになるでしょう。同じことが公共交通機関にも当てはまり、すでに自動操縦の乗り物が準備されているところです。

そう遠くない未来には、ドローンタクシーやボロコプターと呼ばれる空飛ぶタクシーが大流行するでしょう。そしてパイロットであれ整備士であれナビゲーションシステムの専門家であれ、ドローンに関する知識を持つ人々の需要は短中期的にかなり増すはずです。

3. 農業食品エンジニア―将来需要が高まる職種の一つ

今後数年間で、私たちはおそらく食品テクノロジーの分野においても大きな変革を目の当たりにすることになるでしょう。気候変動や一部の地域での砂漠化、そして人口増加といった地球の現状により、食糧生産の改善が多くの人々にとっての最優先事項となりました。

その結果、今後数年間は農業食品エンジニアの存在が絶対的に重要になるはずです。こういった職種に就く人々は食品の生産や保存について学びます。また、この産業全体における遺伝子工学の役割はどんどん重要になっているのです。

4. ソーシャルワーカー(社会福祉事業の従事者)

テクノロジーが私たちの仕事の多くを脅かしている中、失業率が上昇していく恐れがあります。そのため、今後5年間で社会福祉事業の価値は増していきます。もし社会が現行のシステムを変えずに維持していくならば、社会的不平等や経済格差はただ悪化していくばかりでしょう。

ソーシャルワーカーが行う仕事は必要不可欠であり、彼らは社会にはびこる緊張感を減らしたり調整する手助けをしています。つまり、その役割は今後、民間セクターと公共セクターの両方の領域で重要性を増していくということです。

5. 理学療法士-将来需要が増すもう一つの職業

昔からある職種の中でも現在その需要が増している理学療法士ですが、その主たる理由は高齢者人口が増していることです。将来的に、全人口のうちの高齢者の占める割合は現在のものよりもだいぶ大きくなるだろう、と専門家は予測しています。

さらに、私たちの仕事はどんどん座ったまま行うものに移行しているため、筋肉や骨、循環器系の問題を抱える人々が増えているのです。つまりこれは医療従事者の助けが必要な人々が増えるということを意味しています。そして、理学療法が日常生活の一部になっていく可能性が高いのです。

今後5年間で需要の増す7つの職業とは?

6. ビデオゲームデザイナー

ビデオゲームが変わらず私たちの生活に留まり続けるであろうことは明らかです。ゲーム業界は過去数十年間の間に驚くほどの変革を経験してきましたが、これは今後数年間も続いていくでしょう。しかし、このどんどん現実に近く、そして複雑になっていく世界観を作り上げるのは大変な作業です。

また、ビデオゲームは今後数年間の間に教育システムの重要な一部にもなっていくでしょう。そして間も無くほぼ毎日のように学校などで用いられるようになるはずです。したがって、ビデオゲームデザイナーの需要は非常に高くなると考えられます。

7. インダストリアル・エンジニア(産業技術者、IE)

インダストリアル・エンジニアもまた、長い歴史がありながらも単長期的な将来においても重要であり続けるであろう職種です。テクノロジーやあらゆるアプリの数々は新たな製造・生産・分配メソッドの発展を助けていますが、これらすべてを適切に行うためにはインダストリアル・エンジニアの存在が不可欠なのです。

生産プロセスを自動化するためには、専門的な知識が求められます。ナノサイエンスやロボット工学といった今後数年間で重要性の増す分野を専門とする人々は、選びきれないほどの雇用機会に恵まれるようになるでしょう。

言うまでもなく、今回取り上げた以外にもたくさんの今後5年間で需要が高まる職業があります。実のところ、将来需要の増す職種の多くが未だ存在していないものであり、最新テクノロジーが進化するにつれて新たに生み出されていくのです。ここで重要なのは、世界の仕事事情を支配していくような変化に、そして私たちの未来に大きな影響を与えるようなあらゆる側面に敏感であり続けることでしょう。

Pinar, C. (2014). El presente de las profesiones de futuro. Tiempo, (1647), 34-36.