高機能不安障害と内向性

2019年7月3日
高機能不安障害は慢性的な問題となる傾向があります。手遅れになるまで放っておかないでください。放っておいた結果、心身症やより深刻な心理的障害が現れる恐れがあります。

高機能不安障害を伴う内向性は、我々が考えるよりも一般的です。多くの場合、この特性は「隠れた不安」として潜んでいます。一見落ち着いているように見える人でも、不安が複雑なパズルのように心に存在しています。過度の心配、回避、完璧主義などがその例です。

高機能不安障害と内向性についてはたくさんの本が書かれています。ここ数年、私たちは「静かな」目覚めを目の当たりにしてきました。そこでは、内向的な人々が少しずつ自分の正しい場所を見つけ始めています。しかしビジネス、学校、または大学などの社会は、よりオープンで社交的、そして本質的に外向的な性格を持つ人々に向けられているという事実を無視することはできません。

高機能不安障害を伴う内向性は、このタイプの人格を持つ大部分の人々に影響を及ぼします。それは一種の隠された不安であり、時間が経つにつれ強力になります。

Susan Cainによって書かれたThe Power of Introverts「内向的な人の力」は、このタイプの人々が持つ資質を評価しています。創造性、共感性、自己反省、または葛藤を解決する能力は、内向的な人々を立派なリーダーシップにすることを可能にします。

よってその人の価値、強み、および能力を特定することが重要であり、また複雑で弱くなりやすい面も知っておくことが不可欠です。私たちは皆、性格に関係なく、ある時点において不安に苦しむことがあります。しかし、内向的な人は高機能不安障害に順応する能力が低いと考えられています。

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高機能不安障害と内向性

高機能不安を伴う内向性とは?

「最も大きな宝物は最も深いところにある。」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。私たちは、この世界は未知で深遠で、暗く何らかの危険にさらされていることを知っています。これらのレベルで生活することには利点がありますが、その一方で、その特有の脅威と危険性もあります。

高機能不安との内向性の関係を説明する前に、この概念について考えてみましょう。内向と外向の考えは連続体です。つまり、私たちはみんなどこかに当てはまります。少し内向的よりな人もいれば、外向的よりな人もいますが、多くの人は真ん中らへんに位置するでしょう。それがより極端な場合は、何らかの病理学の徴候を持っている可能性があります。そのような人にとって、質の高い生活を享受し、生産的になり、良好な社会的関係を維持することは非常に困難です。

高機能不安障害を伴う内向性がある人々は、その極限にはいませんが、限りなく近いと言われています。自分たちの責任、仕事、そして関係性を維持し、普通の生活を送っていますが、心の中には非常に複雑な結び目があります。これは心に潜む感情的迷路であり、恐怖によって常に逃げることを求め、不安によって自己矛盾が生まれ、そして永続的な心配が何度も繰り返されます。

高機能不安障害を持った内向的な人の特徴を見てみましょう。

「何か」から常に身を守る

高機能不安障害を持った内向的な人は用心深く、防御的な態度をとる傾向があります。彼らが心配している何か、脅かされている何か、または悩ませている何かが常にあります。心は決して平穏ではありません。多くの場合、それはデートだったり、面接だったり、または今日仕上げてしまわないといけないプロジェクトから来ています。これらのイベントが穏やかな心に波風を立て、高レベルの不安を生み出します。

本心は怖くても自信のあるふりをする

興味深いことは、こういった人たちが滅多に我を失うことがないということです。均衡、平穏を保ち、そして自分をコントロールします。彼らは恐怖と不確実性の間で揺れています。

この継続的な努力は力尽きてしまうことがあります。これを行うには、矛盾に陥り、毎日恐れを隠し、日々ますます重くなり続ける偽りの鎧を身につけることになるからです。

高機能不安障害と内向性

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孤独を感じる

気分がよくなり、自分の可能性を実現し、働き、そして自分自身を見つけるために、もっとリラックスした場面を必要です。プライベートな空間やひとりでいるのが居心地が良いと感じる人もいるでしょう。その一方で、孤独を感じている人も多くいます。他人に理解してもらえないので欲求不満を感じています。彼らのニーズや生き方を理解してもらえないという事実に怒りを感じているのです。

完璧主義

非常にレベルの高い完全主義によって特徴づけられます。要求が厳しく、自分から多くを要求しています。完璧主義は、彼らに支配感を与えるからです。何かを支配していると気分よく感じます。この完璧主義は果てしない苦しみを生み出す可能性があります。

高機能性不安 内向性

痛み、けいれん、疲労、緊張…

不安障害はさまざまな形で現れます。一般的に皮膚トラブル、消化器系の問題、片頭痛、筋肉痛、神経質なけいれんなどのような心身症状を患っています。そしてそれらを制御することができません。

また、自分自身を表現する方法も特徴的です。よく緊張したり、急いで話すので、他の人々は彼らを外向的だと考えさせるかもしれません。しかしそれは、内的不安を抱えている場合によく見られる症状です。心の中で絡み合った不安はとても複雑なのです。

もし今回ご紹介したものがあなたに当てはまるのであれば、専門家の助けを求めるのが1番良いでしょう。高機能不安障害は慢性的な問題となる傾向があります。手遅れになるまで放っておかないでください。放っておいた結果、心身症やより深刻な心理的障害が現れる恐れがあります。

厄介な迷路から抜け出し、よりバランスのとれた生活を送れるように努力しましょう。