流されないで、うまくいかなくても前へ

21 2月, 2019

あなたは世界をありのままに見ていますか?それとも、あなたが思う世界を見ていますか?これは実に重要な質問ですが、答えるのが難しい質問でもあります。なぜなら、うまく行っている時、全ては快適に見えるからです。しかし、逆に、悲しいと感じていれば、世界が自分に歯向かっているように見えます。その場合、現実はあなたにもっと努力するようにと挑戦をしかけています。たとえうまくいっていなくても流されないで下さい。

最後にはどうなるのか、あなたも分かっているでしょう。これ以上とない複雑な状況でさえ、結論に達します。これ以上とないひどい嵐の中でさえ、雲の陰には太陽があります。でも、悪い状況の真っ只中にいると、何もかもうまく行かないように思えます。

暗がりから抜け出す道が見えず、全ては終わりだと思ってしまっていると、意図せずして本当にネガティブな人になってしまいます。その状況の外が見えなくなるのです。感情に乗っ取られ、自分を諦め、向かい風に負けてしまうのです。

ひどい状況に反応して沸き起こるネガティブな感情に流されないで下さい。流されてしまったら、その状況から抜け出す道を見つけられなくなってしまいます。

ネガティブな感情が表れても流されないで

ネガティブな感情を感じないようにすることは不可能です。自分の願いに反する事実や状況を避けることが不可能なのと同様です。こうしたネガティブな感情には目的があります。起きている出来事に目を向けさせ、その状況について振り返り、解決策を思いつくように立ち止まらせているのです。ですが、そうした適応機能は、行動や思考が感情に支配されてしまうと、消えてしまいます

それが、思考が敗北主義でいっぱいになっている時です。うなだれ、ネガティブな時期を打ち消そうと取っている行動全てを諦めてしまう時です。敗北を最小化しようとしてしまうのです。感情が伝えようとしている情報を得ようとするどころか、感情をサウンドボックスに送ってしまってその感情が間違って何度も何度も繰り返され、魂を壊し、それと共に、活力も奪われてしまうのです。

雲の中の女性

感情と一緒に進もう

こうした状況に陥ったら、ネガティブな感情に支配されないようにしましょう。そして、ネガティブな感情と闘おうとしないようにしましょう。ネガティブな感情は正しいアプローチをかければ、敵にはなりません。その感情から得るべきものは、その感情が持つ情報とエネルギーだけです。ネガティブな感情も自分の一部であると受け入れつつ、思考や行動を冒すウイルスにならないようにしましょう。

状況がどれだけ複雑であっても、そこにはいつだって出口があります。ですから、その時の気持ちに流されないで下さい。流されてしまったら、大きな霧が立ち込めて、物事を明確に見る能力を曇らせることになるでしょう。

もちろん、その時の気分はひどいものです。パートナーにフラれて、もう他に誰も見つけられないと考える。上司からクビを宣告されて、これ以上悪い出来事なんてないと思う。誰かに失望して、皆を疑念の目で見なければと考える。こうしたことはどれも助けにはなりません。それどころか、あなたを縛り、人生における苦しみや痛みを長引かせてしまいます。

感情的に距離を置くことの大切さ

疲れ切って、嵐で頭が曇ってしまって希望がどこにも見えなくなったとしても、その状況から感情的に距離を取る努力をしなければいけません。何もクリアに見えていないのですから、少し後ろに下がってみてはどうでしょうか?

そうすることで、今何が起きているのかがずっとハッキリ見えるようになるでしょう。抜け出せないでいるその場所から抜け出すのに有用な情報となる、新しい視点を得ることができるでしょう。

ですが、感情的に距離を取るにはどうすれば良いのでしょうか?それには、同じような気持ちを抱いた過去の状況について考えることから始めてみましょう。結果的にその状況を乗り越えたのではないですか?実のところ、時間が経つと、人生で乗り越えてきたあらゆる困難をあまり重要なことと見なさないようになったりします。

「人生で起こるあらゆることは進むべき道を辿っている。しかし、あなたはその道に流されてしまってはいけない。」

―ガブリエラ・ミストラル―

コーヒーカップと女性

そうすることで、今起きている状況も基本的には同じだと分かるようになるでしょう。詳細は違いますが、出口を見つけられることは確かです。また、他の人と話して、自分が経験していることをその人がどのように乗り越えたかを聞くのも助けになります。その人の立場に立って考えてみることも、新しい視点で自分の状況を見るのに役立ちます。

あなたならできる

たとえあなたが今起きている出来事を少しも変えられない、それだけの強さがないと思っていたとしても、だからと言って、流されてしまっていいというわけではない、ということを覚えていて下さい。時には、ただ流れに抗う必要があるだけ、ということもあるのです。感情に視界が曇らされてしまっているばかりに深刻な鬱状態になってしまっている時は特にそうです。ですから、いつかずっと穏やかに見つめられるようになると分かっている出来事に流されたりしないで下さい。

画像提供:Anne Solin