恋愛関係の傷を癒すこころの知能

06 9月, 2019
 

恋愛関係は骨のように折れてしまうことがある、ということはみなさんご存知でしょう。その折れた骨は思っているよりも治りが遅いものです。時間だけでは癒えません。すべてが痛みを伴い、解決策を見つけるのは困難です。しかし、こころの知能が、これらの内面の傷痕を少しずつですが癒してくれます。

フランクリン・ルーズベルトは、もう後がない時に残された道は1つしかないと言います。それは、結び目を強くして待つことです。今までしっかり結ばれていたものが終わりを迎えるとき、苦悩が生まれます。

自分の存在全体が虚空にのまれていくように感じます。しかし、運命に身を任せて自分をないがしろにするのではなく、しっかりと結び目を作って待つべきです。恐怖や無力感は、最終的には過ぎ去ります。

「慌てないでいることで落ち着けます。涙のあとに絶望に陥るのではなく、努力しましょう。感じて、そのままにして、自分に時間を与えてください。呼吸をし続けられるように自分を愛して、そうすれば自分のそばを去ってもう一緒にいたくないと思っている人を必要とすることがなくなります。」

-ラス・ホエルスチャー-

人生は、予想がつかないものです。誰もがそれを理解しています。絶頂期も停滞期も避けることはできません。その道のりは時にはつらいことがあります。その痛みがあんまりで、もうこれ以上の躓き、ねじれ、回り道は耐えられないと思うこともあります。認めたくないかもしれませんが、人は基本的な生き残りのツールを使用して、その力で予期できないことを乗り越えなくてはいけません。

 

こころの知能は、人生の逆境によりよく対処する助けになる貴重な資源を与えてくれます。それでは少し掘り下げてみましょう。

根っこ

恋愛関係の傷を治すためのこころの知能

こころの知能を使って、思いがけない喪失やトラウマになるような出来事に破壊された恋愛関係の傷を癒すことには、2つの特定のツールを使用することができます。1つ目は、健全にポジティブに痛みを処理することです。2つ目は、治癒能力を回復、改善して、ポジティブな人間関係とコミュニケーションを楽しむことです。

上記のような出来事で生み出された感情的な痛みによって、ネガティブなふるまいや思考パターンにはまってしまうことがあります。うつや不安症などの心理的な障害などに苦しむリスクも高まります。

さらに、個人の成長も影響を受けます。他人を信頼しなくなり、強く健全な絆を他人と構築することが困難になる、いらだちのサイクルにはまります。

カウンセリングに訪れる人の多くは、問題が感情に関係しているために専門家を尋ねます。多くの患者は捨てられたという感情の影に常に怯えています。報われない恋に苦しむ人もいれば、害のある関係にどうしたらよいかわからずにはまり続けてしまう人もいます。

 

だからこそ、これらの問題によりよく対処するための方法を取るべきです。

自分の感情と健全に関わる

傷をいやすためのこころの知能は、より健全に内面の宇宙とかかわりを持つべきであるということを教えてくれます。喪失や複雑な状況に直面した時、自分の痛みだけに気を取られがちです。人を陰らせ、傷つけ、遮ってしまう苦しみや失望ばかりに注目してしまいます。

  • こういったアプローチをすることで、落胆の穴をより広げます。
  • ネガティブな感情にはとてもはっきりした起源があることがわかっています。それらを特定し受け入れることができれば、発散して自分の味方につけることができます。わたしたちの機能を止めることを許すのではなく、制御してください。感情に力を与えて、それに自分が反応できるようにします。
  • 怒りを感じるとき、それを何かポジティブなもので発散しなくてはいけません。悲しみを感じるとき、日々ゆっくりと重荷が楽になっていくように、悲しみを和らげなくてはいけません。もし害のある恋愛から恐怖を感じているのであれば、苦悩の源に直面するために助けを求めてください。そうすることで安心できます。

無秩序で体系化されていない感情の積み重なりによって、機能障害的な姿勢を取り始めることがあるということを覚えておいてください。癒し、秩序を取り戻し、感情を特定し、発散していかすために、こころの知能を使いましょう。

男女
 


自分との共感と自分に確信を持つこと

傷をいやすためのこころの知能では、共感の特定の部分に重きを置いています。自分自身とつながりを持ち、思いやりを持って注意深く自分の傷を見る能力です。

  • 破局や辛いトラウマ的な出来事のあとには、自分の確信を取り戻さなくてはいけません。許しと自己愛でもって傷を治すという強固で偏見のない意識的な決意が、日々前に進んでいくためのカギとなります。
  • もし苦しみばかりに気を取られたら、円の中をぐるぐる回っているようなものです。結局、傷みによって少しずつ蝕まれていきます。コントロールを失い、すべての空間、繊維、現実が悲しみで溢れます。これこそ避けるべきことです。自分に共感して、対抗措置を考え出しましょう。

感情的な治癒は自己成長への刺激

浮かび上がってきたその時に感情や感覚に注意すると、うまく対処できます。流動的なプロセスで、体とこころに眠る内なる治癒の知能を呼び起こします。個々の経験が自己成長への燃料となるため、消化のプロセスに似ています。

怒り、落胆、絶望が留まることを許すと、病気になります。捨てられた事実、報われない恋、不幸せな関係にいる苦悩によって苦しみます。このような感情は健全に処理され、力となり、成長する可能性にならなくてはいけません。

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傷を癒すためのこころの知能は、難しい状況を処理するために必要な資源です。恐怖を手なずけて、自分の価値や克服する必要性を思い出して、より良い自分になることを可能にする方法です。

これはシンプルなプロセスではありません。2日や1カ月そこらで達成できるものではないのです。効果的にこれらの方法を実践することで、人生のすべてに関わる変容を生み出す意識の変化が起こります。自分の感情を理解して自分の味方にしたら、すべてが変わります。