セクシュアル・ナルシズムとは何か

セクシュアル・ナルシズムとは何か
Bernardo Peña Herrera

によって書かれ、確認されています。 心理学者 Bernardo Peña Herrera.

最後の更新: 22 12月, 2022

自分のパートナーに良いように使われていると思ったことはありませんか?相手がセックスをしたい時にだけ求められてはいませんか?その人は自分の快楽を第一優先にして、あなたは後回しにされてはいませんか?もしこのようなことに心あたりがあれば、気をつけてください。あなたのパートナーにはセクシュアル・ナルシズムの傾向があるかもしれません。

セクシュアル・ナルシズムには自己愛性パーソナリティ障害との共通点が多くあります。以下がセクシュアル・ナルシストの特徴です。

  • 性に対して自分勝手(自分の快楽しか考えていない)。
  • 共感性に欠ける(相手の立場に立って考えることが出来ず、その人の身体的、感情的ニーズに配慮することが出来ない)。
  • 他人をコントロールして支配する必要性を感じる
  • 責任を負う必要のない関係を好む。
  • 自分の容姿に対して異常なまでに執着する。
  • 自分が他人よりも優れていると思っている。

セクシュアル・ナルシズム

セクシュアル・ナルシストは、人を誘惑することにとても長けています彼らは雄弁で、で他人を気に掛ける人のように見えます。

さらに彼らは、(容姿に限らず)とても魅力的です。彼らの周りにいる達は、彼らの容姿や自信、はっきりとした物言いは、長所のように見えるでしょうまた、そのような人の周りに集まってくる人は、彼らとは対照的に依存気質で自尊心が低い傾向にあります。

親密な男女

セクシュアル・ナルシストたちは、自分の価値を間違って認識していることが良くあります。また、彼らは自分自身に集中しすぎていて、周りの人のことを気遣うことが出来ません。結果的に、相手の立場に立って考えようとせず、完全に無神経なことも良くあります。

セクシュアル・ナルシズムの闇

セクシュアル・ナルシストの餌食になってしまうと、初めはとてもその人が魅力的に見えます。しかし、時間が経つにつれて、何かがおかしいことに気づき、セクシャル・ナルシズムの闇を目の当たりにするようになります。

このような浮気者たちと付き合うと、空虚感がどんどん増していきます。その人が求めてきた時に、その人のやりたいようにだけしかセックスをしなくなります。相手の性的ニーズを気に掛けることもありません。そのため、情熱として始まったものも、痛みと苦しみと化してしまいます。最終的には、セックスが侮辱のように感じられるようになります。

また、セクシュアル・ナルシストに対して彼らの行為を指摘したとしても、彼らは決して自分の過ちや共感性のなさを認めません。むしろ、次のように言うでしょう。

  • 「君は要求が多すぎる。」
  • 「今まではこんなことが問題になることはなかった。」
  • 「今まで付き合ってきた人は、みんな僕が一番だと言っていた。」
  • 「君は多分、身体的な問題があってオーガズムに達せられないんだよ。

基本的に、彼らは全てをパートナーのせいにします。そして、自分の過ちを認めることも責任を取ることもありません。

罰としてのセックス

力関係のあるセックスは非常に危険です。そしてセクシュアル・ナルシストたちはセックスを自らの武器として利用します。そのため、パートナーを罰したいと思ったときには(どんな理由であれ)、セックスを用いてそれを行おうとするかもしれません。

例えば、自分の思い通りのセックス以外は拒否するでしょう。さらに、彼らは別れる可能性から自分の感情を守るために、パートナーとの絆を確立することを避けます。このような行為により、セックスが関係の唯一の土台となってしまうのです。

セックス

男女の差

セクシュアル・ナルシストは男女によって異なる点があります。

  • 女性のセクシュアル・ナルシストたちは、パートナーが自分を寵愛するよう要求しますそのため、パートナーに対する興味関心は、どれだけパートナーが自分を溺愛しているかに直接的に比例します。彼女たちは、セックスをしないことでパートナーに罰を与えます。そして彼女たちの性生活は、パートナーが自分たちの要求を満たしているかどうかによって決まります。
  • 男性のセクシュアル・ナルシストたちは、基本的にパートナーを満足させることを気にしません。そして、ただパートナーの体だけを求める傾向があります。

まとめ

最後に、このような人たちはほとんどの場合、他人の人生に対して良い影響を及ぼすことはないということを忠告しておきたいと思います。彼らは周りの人たちのエネルギーを吸い取ります。そして、その被害者たちが自分の気持ちや彼らの行為に対して意見を述べたとしても、耳を貸すことはないでしょう。


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