ウェルネスを楽しもう:統合的な健康と体と精神のバランス

· 2019年4月7日

ウェルネスとは、福祉における面白い概念ですウェルネスの目的は、特定のことを気遣い、それに注意を払って高めることで、人生の質を改善し、肉体的・精神的病気を回避することです。栄養、体、感情、人間関係などもこれに含まれます。これは重要性が増してきており、知る価値のある包括的な概念です。

自分の街にウェルネスセンターを見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。スパ、ジム、洗練されたリラクゼーション空間が用意されています。商業的目的や顧客層を広げたいという思いから、この言葉を使っているホテルも多くあります。しかし、このようなアプローチが生み出された元の目的が、時に忘れ去られていることがあります。50年以上前に発案されたことを考えればなおさらです。

「福祉なくして、人生は人生ではない。無気力感と苦しみの状態であるだけだ。」
-フランソワ・ラブレー-

この考え方は新しくありません。福祉の統合的なアプローチは、第2次世界大戦の数年後に始まりました。社会的・経済的規範が少しずつ改善していくにつれて、別のタイプの欲求も足がかりを得ていきます。個人的成長、自由、選択の機会、肉体的・感情的に成長する機会などです。

これは興味深く決定的な瞬間でした。この瞬間、心理学はその科学的なモデルが他の可能性へも目を向ける必要性があることを意識します。例えば、多くの専門家が、精神障害の治療にばかり力を注ぐ代わりに、幸せになることを学ぶメカニズム、資源、方法を提供していきました。これによって、人は自分の福祉や自己実現に投資するようになります。

ウェルネスの動きへの先駆者であり創始者は、医師で生物学者のハルバート・L・ダンです。1950年代、ダン医師は講演会や著書のお陰でかなり人気を高めました。ダン医師のメッセージは明確かつインスパイアを与えるものです。「人は、より意識して、自分の潜在能力を最大限に引き出すことができる世界に生きるべきだ。」 

ウェルネス

ウェルネスを実践するための7つの鍵

ホテルのフランチャイズやヘルスセンターがウェルネス関連のクラスを提供していることはすでにお話ししました。しかしこれらのセンターは、この動きが元々求めていたことに対して誤った概念を私たちに示しています。ウェルネスは、旅行中にちょっと試してみるようなものではありません。これは、日々の生活に組み込まれるべき生活様式です。

つまり、より多くのセラピストが潜在能力の最適化を求めるこの方法の訓練を受けるべきです。簡単ではないということは覚えておきましょう。意思、忍耐、意識、決断力を必要とする積極的な過程です。

これには考えておくべき面もあります。ウェルネスというのは、「補完医療」に組み込まれてきています。「補完」という部分を強調しておきます。これは「代替」医療ではないからです。一般的な医療に取って代わろうとしているわけではありません。

私たちの多くが何かがおかしいと思うたびに、痛みを感じる度に、病気になる度に病院へ行くとしたら、ウェルネスの目的は特定の病気や障害の発症を防ぐことにあります。正しく食事をとること、運動をすること、自分の感情を気遣うことの重要性を思い返させることでこれを可能にしていきます。

ヨガ

私たちは、「精神と体」の新しい概念に直面しています。これは、より健康で幸せな生活状況を作り出すことを教えてくれる概念です。これによって、個人は自分の最大限の潜在能力に到達する力を得て、より強い健康を手にします。

ウェルネスを構成する特徴を見ていきましょう。

1. 肉体的福祉

肉体的な福祉をどう定義しますか?はじめに思いつくことは、「病気がないこと」かと思います。しかし、ウェルネスにおいては、これ以上の意味を持ちます。健康でいることはどんなタイプの病気にもかからないことに限定されているだけでなく、「調子が良い」ということでもあります。

  • 例えば、関節炎、関節症、全身性エリテマトーデスを持つ人を思い浮かべてください。ご存知の通り、これは慢性的な病気です。このようなケースでウェルネスが求めるのは、出来るだけ患者の生活の質を高めることです。
  • 日々の中で肉体的な福祉に投資するために、喫煙などの不健康な習慣をやめて、健康診断を受けて、ストレスを軽減しなくてはいけません。どの食生活が各個人に最適かを知り、その人にとってどんな運動が最も効果があるかを知ることでもあります。

2. 感情的福祉

この場合、ウェルネスの訓練を受けたセラピストが、自分の感情を認識するための適切な方法とテクニックを教えてくれます。それらに対処し、自分自身の福祉により投資できるように、セラピストの助けを得ましょう。

3. 知的福祉

新しい考え、概念、見方、経験に自分を精神をさらすことは、自己実現と幸福の鍵です積極的で、好奇心旺盛で、周りのすべてに反応していくことは、自分の生活の質を高めるために重要です。

本
4. 社会的福祉

さて、考えてみてください。あなたの社交の輪の中の人は本当の意味であなたの必要としていることを提供してくれていますか?時に、特定の社交の形式に慣れすぎて、それがどう自分に影響を及ぼすか忘れてしまうことがあります。これによって引き起こされるストレスや影響によって増えていく不満に気づきません。

これを意識して、自分のそばに置く人をもっと厳選することも、ウェルネスの不可欠で決定的なメカニズムです。

5. 環境的福祉

この側面に関してはあまり知られていません。少なくとも、よく見過ごされている部分です。環境的福祉は、自然のバランスにおける自分自身の責任を認識する能力です。汚染環境を避けたり、街ではなく自然の中で生活したりすることだけに限られたものでもありません。

ここでお話ししているのは、環境への気づきです。一人一人による毎日の小さな行いが、現実的な結果に導くという考えです。

ウェルネスは、有機的に栽培されたものを選ぶこと、家・町をより地球にやさしくすること、地球を気遣うこと、再利用する方法、プラスチックの影響を軽減することの重要性を教えてくれます。

6. 職業的福祉

仕事に満足していますか?一日の大半を費やしているその活動に満足できていますか?仕事の責任は、人生や時間の多くを占めていることはご存知ですよね。これこそ、ストレスや不安の元が集まる場所なのです。そのため、この点をしっかり考えておくことが重要です。

ウェルネスは、このエリアにおいても改善を求めます。プライベートと仕事の分野の完璧な調和を作り出すために、自分の技、重要な目標、欲求を掘り下げることが推奨されています。

7. 精神的福祉

ウェルネスにおける精神的成長は、重要な一歩です。人生が価値観に沿っている内面的な平安を作り出す欲求から来ています。 毎日起きて、強さ、希望、楽観主義を手にしたいと動かしてくれるような重要な目的を持つべきです。人
ウェルネルとは、かなり明確な考え方を統合しているこれらの様々な行いのことです。ハルバート・L・ダンが存命中に構築し、個人の責任をより強調している考えです。人は全体として、感情、知能、体、人間関係、環境からできています。これらのすべての局面が、科学がより広く包括的に考えていくべき一つの存在を作り出しています。

自分自身を気遣うことに時間と意思を投資しましょう。時に、気づかないうちにないがしろにしたり見逃してしまうようなこれらの面を、しっかりと気遣ってください。

Gatchel, R. J., & Schultz, I. Z. (2012). Handbook of occupational health and wellness. Handbook of Occupational Health and Wellness. https://doi.org/10.1007/978-1-4614-4839-6

Shah, R. (2004). Health and Wellness. Journal of Health Management. https://doi.org/10.1177/097206340400600213

Rybarczyk, B., DeMarco, G., DeLaCruz, M., & Lapidos, S. (1999). Comparing mind-body wellness interventions for older adults with chronic illness: Classroom versus home instruction. Behavioral Medicine. https://doi.org/10.1080/08964289.1999.11879274