約8割のカップルの関係を改善するカップルセラピー

2019年9月2日
セラピーは、二人の間の溝がまだ深くなっていない間に行った方が効果がぐっと上がります。カップルセラピーの成功率はほぼ75%ですが、早期に行けば行くほど、その効果は増します。

カップルがセラピーにかかる理由には様々あります。ほとんどの場合は、絶えない口論や浮気、セックスレス、ルーティンや同居がうまくいかない状況などが理由です。鍵となるのは、二人とも同じ目標を持ち、またセラピーにかかるべきだと感じた時に、セラピーにかかることです。一人が関係を修復したいと思っていながら、もう一人は関係を終わらせたいと思っている場合には意味がありません。

問題は、カップル同士の衝突が解決するのに平均で5年~6年かかるということです。それまでには、二人の関係は既に破綻してしまっているかもしれませんセラピーにかかるのに一番いいタイミングは、パートナーとうまく行っていないなと感じ始めた時です。何かを説明しようとして、相手が自分の言っていることを理解していないなと感じた時です。

セラピーは、二人の間の溝がまだ深くなっていない間に行った方が効果がぐっと上がります。カップルセラピーの成功率はほぼ75%ですが、早期に行けば行くほど、その効果は増します。問題が起こってから遅くとも2年以内であるべきでしょう。

関係を改善する カップルセラピー

効果的なカップルセラピーにするための鍵

アメリカの結婚したカップルや家族向けのセラピーの協会、American Association of Marriage and Family Therapyは、カップルセラピーに通うカップルの4組に3組は関係が改善したと報告していると言います。カップルセラピーにかかった人はメンタルヘルスが改善し、またその3分の2は身体面での健康や仕事ぶりも良くなったと言います。

スペインにある性科学専門家の協会、Spanish Association of Sexology Specialistsの秘書であるホセ・ブスタマンテは、こうした種類のセラピーで最初にすべきことは、本当の問題は何かを見つけることだと言います。ほとんどのカップルは喧嘩が多いためにセラピーに通いますが、そうした問題の影には解決されていない衝突があります。ですから、二人の関係がうまくいかない本当の理由を最初に洗い出してしまう必要があるのです。

また、セッションでは独白ではなく、対話に取り組まなければいけません。言い換えると、相手に共感する必要があるということです。相手に耳を傾け、本当は何が起こっているのかを聴き、それを理解しようとしましょう。相手の話を聞けるようになること、相手の立場に立てるようになること、そして、相手を傷つけることなく自分の気持ちや気になることを伝えられるようになることがセラピーのメインとなるのはそのためです。

関係を改善する カップルセラピー

カップルセラピーでできること

カップルが問題を抱える時、その問題の原因は二人にあり、また解決の術も二人が持っています。セラピーに来るカップルのタイプや理由によって、どのようなツールを使うかを決めますが、目標は常に同じです。それは衝突を解決する方法を学ぶことです。既に抱えている問題だけでなく、後に抱えることになるであろう問題に対してもです

また、カップルセラピーには二つの役割があります。一つは、二人の関係は終わりを迎えているという事実を受け入れるのに役立つことです。関係が終わっていることをある種の敗北だと見なす必要はありません。時には別れることが最善の解決策だからです

もう一つは、自分自身をより良く知るのに役立つことです。何より、現在、または将来の関係においてより良い自分になれる方法を教えてくれます。

成功する カップルセラピー

カップルセラピーにかかるのはなぜ?

カップルセラピーは問題を認識するのに役立つツールです。二人により深い自己認識を授けるものであり、また自分たちの関係についての理解も深めるものです。相手の価値を再発見するのに役立つこともあるでしょう。

カップルセラピーのカウンセラーは、衝突の解決法や二人の関係において失敗を避ける方法、新しいコミュニケーション方法の学び方や自分という人間を見出し、より幸せで満足のいく関係を築くのに役立つ資源を提供してくれます。

最終的に、カップルセラピーは、二人の関係の間で自分が満足のいく場所に戻ろうとすることです。今よりもっと強く、成熟した土台を持ってその場所に戻れるようにすることが目標です。二人の関係のためにも、自分のためにも試してみる価値はあると思いますよ。