外出自粛中、親たちが果たすべき役割

20 5月, 2020
現在、ほとんどの人々が自宅に留まり続けることを余儀なくされており、社会生活や学業、そして仕事に制約が出てきています。このような状況下では、私たちは自分たちのことだけでなく、子どもたちのことについても考えなくてはなりません。ここで問題なのが、この試練をどうすれば乗り越えられるのか?という点です。外出自粛期間中、親たちが果たすべき役割とは何なのでしょうか?

コロナウイルス危機は、私たちを異常な状況に陥れました。人々は在宅ワークを始め、ほとんどの店は閉まり、子どもたちやティーンエイジャーは学校に通えていない状態です。ただ困難な状況であるだけでなく、外出自粛期間中、子を持つ親たちにとってはさらに事情は複雑になってきます。

多くの親たちが、テレワークと家庭での子どもたちの世話を両立させねばならない状況に置かれています。これに加えて、子どもたちの感情のコントロールや彼らに行わせるアクティビティの組み立て(少なくとも子どもたちが幼い場合)といった、日常的に持ち上がる様々な問題に対処しなくてはなりません。

今推奨されるのは、できる限りいつも通りの生活を続けることですが、子どもがいる場合には具体的な側面をいくつか強調しておく必要があります。

外出自粛 親 役割

外出自粛期間中の親たち

多くの専門家たちが、外出自粛期間中にも親たちにできることについて発信しています。例えば、自宅での楽しいアクティビティについてや、この状況についてどう子どもたちに伝えるべきかについて、そして新たな学校のルーティーンにどう順応すべきか、といった内容です。

この記事では、親たちがこのコロナウイルス危機を上手く乗り越えられるよう、関連性の高い点をいくつか挙げていきます。

まず全般的なアドバイスとして、子どもがいる場合もそうでない場合も、絶対的に重要なのは子どもたちのスペースや感情を尊重してあげることです。彼らの立場に立って考え、手を差し伸べることで彼らの不満や退屈さを受容する姿勢を見せましょう。

ルーティーンを維持する

この危機を乗り越えるためのカギの一つが、ルーティーンを確立してそれに従うことです。子どもたちには、休憩時間とアクティビティ、両方を含んだルーティーンを与えてあげることが重要です。

スケジュールは厳しすぎるものにはせず、ただ起床時間、食事の時間、そして就寝時間を具体的に設定してあげましょう。これにより、少しは次に何が起こるのかを予測しやすくなるので、今後への不安やストレスといった要素を減らすことができます。

理想的なのは、できる限りこれまでと同じ学校のスケジュールに従うことです。教師から送られてきた課題に時間を使わせつつ、休息の時間も取らせてあげてください。

また、子どもと親、どちらもが作業をしている間にはそれを妨害しないためのルールを作ることも大切です。こうすることで、親も子もそれぞれの仕事や勉強に集中することができます。

クリエイティブに

今回のような事態は、新たなアクティビティを取り入れる格好の機会でもあります。やりかけていたあのパズルを完成させたり、ずっとやりたいと願っていたボードゲームでついに遊べるのが今なのではないでしょうか。

そういった新たなアクティビティの中に、軽いエクササイズもいくらか含めましょう。これは、緊張状態を和らげ、家族全員のモチベーションを上げ、睡眠の質を向上させるための良い方法です。

こういったアクティビティを行う際には、子どもたちにゲームを提案してもらったり、ブレインストーミングを一緒に行ったりしてみてください。または、すでに楽しんだことのあるのと同じゲームを、ルールを少し変えて再び行なってみるのも良いでしょう。

不安への対処法を学ぶ

親の感情が子どもにも伝わってしまうのを避けることは困難です。だからこそ、大人たちは不安や心配な気持ちをコントロールする方法を学ばなければなりません。運命論的な考え方はやめ、解決策や代替案を見つけることだけに集中しましょう。

日々、ストレスや恐怖が湧いてくる恐れがあるため、全体をバランスよく見通せる感覚を維持することが重要になります。子どもたちも、必要な時にはこの感覚を持たねばなりません。圧倒されてしまったような、自分には対処しきれないような無力さを感じる時には、一人になって癒しを得るための時間を過ごせるよう、別の部屋を見つける必要があるでしょう。

これに加えて、COVID-19パンデミックが収まるまでの間は、ニュースを聞く時間を制限することをお勧めします。一日の中でニュースに触れる時間を限定すると、情報過多になってしまう恐れがなくなります。これにより、緊張状態や心配な気持ちで自分自身に過度な負荷をかけてしまうのを避けることができるでしょう。

計画を立てる

現在は自宅での隔離生活を余儀なくされているとはいえ、計画を立てるのをやめないことが重要です。一週間に一度は何か特別なアクティビティを企画してみてはいかがでしょうか。もちろん、その計画を立てるプロセスには子どもたちを参加させてやることが最善です。

例えば、週末には普段とは異なる料理を作る計画を立てたり、運動場のようなものを作ってみましょう。大切なのは、しばしの間ルーティーンを破り、現実から離れることです。この休息はみんなにメリットがあります。

外出自粛 親 役割

何よりもまず、ポジティブな姿勢で

親にとって、外出自粛は大変な試練です。しかし最も重要なのは、全てに対してポジティブな姿勢で立ち向かうことなのです。今巻き起こっている物事を異なる視点から眺めることが、家族全員が仲良くやっていくためのカギとなります。例えば、「公園に遊びに行けないなんてつまらないな」というような不満を、「家でみんな一緒に過ごせるなんて素晴らしいことだ」という考え方に変えてみましょう。

今こそ、普段なら持てないようなたくさんの空き時間を活用する良いチャンスです。この時間を使って子どもたちをもっと深く理解したり、彼らと一緒に何かしたり、彼らが退屈さや不満といった感情に対処する手助けをしてあげたりしてみてください。これを乗り越えた時には、家族の連帯感はもっと増しているはずです!